(VOVWORLD) - シェインバウム大統領は、アメリカが4日に関税を発動したことを受け、首都メキシコ市の中心広場で9日に開く集会で関税を含む対抗措置を発表する予定でした。
アメリカのドナルド・トランプ大統領(左)、メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領(右上)、カナダのジャスティン・トルドー(写真:ロイター) |
メキシコのシェインバウム大統領は6日、アメリカが25%の輸入関税の適用を免除するメキシコ製品の対象を拡大することで合意したことを受け、「(トランプ大統領との)電話会談が前例のない成果をもたらした」と歓迎しました。
これに伴い、9日に予定していた対抗措置の公表を見送る方針を示しました。
シェインバウム大統領は、アメリカが4日に関税を発動したことを受け、首都メキシコ市の中心広場で9日に開く集会で関税を含む対抗措置を発表する予定でした。しかし、今回の合意を受け、集会はその内容を報告し、音楽グループを招いて国民とともに祝う「フェスティバル」となると説明しました。(時事通信)